ピュアリィ考える①【デッキ解説】【遊戯王】
第12回つりおcs
— だー (@kigremo) 2023年1月28日
ピュアリィ使って6-1準優勝でした。
1.ピュアリィ○×○
2.リチュアスプライト〇〇
3.深淵+2チューナー+エルド〇〇
t1.ラビュリンス〇〇
t2.よっしーティアラ○×○
t3.ティアラ○○
t4.ライトティアラ×○×
レシピニューロンで公開してます。 pic.twitter.com/andfxS6LCc
— だー (@kigremo) 2023年2月5日
直近3つのcs、ピュアリィ使って
6-1準優勝 つりお個人
4-1ベスト16 RAM杯
6-1準優勝 太陽個人
でした。
(上2つの負けはどちらもライトくん)
今のところの使った感想まとめます。
こちらの記事の内容は、事前にライトくん(@rai_10y)と話しながら動画にもしています。
実際にカード動かしながら説明しているので、動画の方が分かりやすい部分もあると思います。
記事とほぼ同じ内容で1時間半程度話しています。こちらも併せてどうぞ。
ライトくんは【ピュアリィ】をかなり意識していて、単にサイドカードをちゃんととっているだけではなく、バグースカ、サロス、ドロゴンといったカード群や、ドロゴンの属性変化やサリーク表にするだけによるチェーン切り等プレイで対策を狙ってきます。
とても参考になるので、ティアラ目線の話はこちらがおすすめです。
今回、優勝0回でブログ書いているわけですが、負けた試合の中でデッキがまだ改善できそうだなと思ったのと、【ピュアリィ】気になってる人多そうだなっていうことから考えを一度まとめています。
また、決まり文句にはなりますが、今回の記事で書くことは現状のアイデアです。
1週間後に意見が変わっていても温かい目でお願いします。
サムネは、からふるさん(@colorful1130)に作っていただきました。からふるさんもさまざまなnoteを執筆されているので、ぜひご覧ください。
現在は最近注目のスケア鉄獣の記事を執筆中だそうです。
目次
メイン固定枠31(28)
〈ピュアリィ〉、〈ピュアリィリリィ〉それぞれ3枚ずつ採用しています。
大会での結果が出始めた初期では〈ピュアリィ〉が2枚採用もありましたが、
・展開で連打して使用することがある
・〈リィープ〉で戻せるとは言え、相手のイシズで落ちた時にデッキに残っていて欲しい
といったことから最大枚数搭載です。
実際、〈ピュアリィ〉3枚はかなりの試合で使っています。
自爆からマイフレンド3枚回収を目指す
〈マイフレンド〉はこのデッキで1番強いカードです。
①の効果で好きな「メモリースペル」あるいは「ピュアリィモンスター」にアクセスし、
先手では〈デリシャス〉→〈プランプ〉→〈ノアール〉
後手では〈プリティ〉→〈ビューティ〉→自爆から〈マイフレンド②の回収効果〉→メイン2の展開
といった動きを行います。
自爆からの〈マイフレンド〉の3枚回収が通った試合は後手まくりに成功している状態にかなり近いです。
補足
・先手の動き
メモリースペル1枚+魔法罠から、
メモリー1枚目→リリィss、マイフレンドサーチ
マイフレンドでデリシャスサーチ→ピュアリィss
ここのピュアリィでメモリースペルを拾うか、初手にもう1枚のメモリースペルがあった場合は、
リリィ→プランプと変身。最初に使った魔法罠2枚を素材に入れる。
手札からメモリースペル使い、プランプでチェーンして吸収=5素材
ノワール乗っける
そのため、〈プランプ〉で吸収できるようにメモリースペルで捨てる魔法罠が初手に欲しいです。
また、〈リリィ〉への誘発を受けた時のことを考えると、1枚目のメモリースペルでもう1枚のメモリースペルを捨てて展開を始めるのは誘発受けが悪く、可能なら『初手5枚の中に魔法罠3枚』が良いかなと考えています。
単純には、3/5=24/40でデッキを組みます。
この基準を持ち、『モンスターは16枚に収める』ことを考え、
先の「モンスター12枚+魔法18枚+罠1枚=31枚」に足す残り9枠を考えます。
[残り9枠の話]
・誘発= ヴェーラー、無限泡影、クロウ、ビステ
・バレット- 魔法換算できる
・ムドラケルドウ
・冥王結界波
・墓穴の指名者、次元の裂け目
について書きます。
≪誘発枠≫
最初9枠のスロットは誘発でした。相手ターンスタンバイの〈リィープ〉→〈ノワール〉の動きでの3, 4枚ドローの中に追加の妨害が欲しかったからです。〈スターリング〉で〈D.D.クロウ〉を拾うといったこともしていました。
しかし、やっていく中で『相手の動きが誘発で止まらないのに、返しの手札が1枚減っててきつい』といったことが多かったです。「誘発じゃ後手捲れなくね問題」です。
いくら初動が安定しているとは言え、【ピュアリィ】は2枚1セットの攻め手が基本になります。
出てきたピュアリィorリリィの効果が通ってようやくとんとんの計算です。
まくりに向かうなら手札が多い方が良く、それならむしろ捨てた時に効果が使えるカード(=後述の〈バレット〉や〈ムドラケルドウ〉)が良いのではないか、となっていきました。
何より決定的だったのは、〈マグナムート〉ですら弱いと感じたという点です。
RAM杯トナメ1回戦でライトくんと当たったときのことです。
1本目後攻、〈マグナムート〉で融合を止めたのに、横から通り抜ける「イシズ5枚落とし」によって普通に貫通されました。
エンドに〈ドルイド〉を拾いましたが、ライトくんは「エルフルルメイルゥ弦声サリーク墓地にメイルゥとイシズ」。
同時に、こちらはデッキから〈ピュアリィ〉が落とされていたこともあって【ピュアリィ】の強みを出せず。最終的に〈アーゼウス〉までは繋がりましたが、それぞれ墓地効果を使われて負けてしまいました。
ティアラミラーで使うビーステッドは強いが、ティアラ以外の使うピースデッドはアギドケルベクに破壊されるということを体感しました。
それならば、手札コストになりつつ相手の〈ムドラケルドウ〉を踏める〈ムドラケルドウ〉の採用、あるいは、相手の5枚落としで落ちた時に手札の供給を可能にする〈ヴォルカニックバレット〉で【ティアラ対面】を意識した方が賢いと思いました。
≪ヴォルカニック・バレット≫
しらっくすさんの構築見て試しました。
RAM杯
— しらっくす (@shiraxv2) 2023年2月4日
使用 ピュアリィ
1.深淵スプライト〇〇
2.ティアラ×〇〇
3.ティアラ〇××
4.みかんこ〇〇
5.ピュアリィ〇〇
トナメ
1.クシャトリラ〇〇
2.神碑××
ベスト8でした。
早さん(@mikanayuip)から貰ったヴォルカニックバレットが強かったです。https://t.co/I5w8Ea2MyA#RAM杯デッキ pic.twitter.com/gK6RqWroAl
先に言うと、めちゃめちゃ強かったです。
・コストにすることでメモリースペルの連打を行う
・相手のイシズで落ちていると無料2ドローになる
・〈バレット〉召喚から〈ナイチンゲール〉→〈ダウナードアーゼウス〉での解決能力。〈センサー万別〉等へも解答になる
・〈金謙〉と共存可能(メタルフォーゼフュージョンでは不可)
といったところ。
特に1つ目の理由では、〈ピュアリィ〉複数回出しから、その3枚のめくり次第にはなりますが、メモリースペルが当たったら〈バレット〉が実質魔法換算できます。
豊富な手札コストから先行展開を強固にしつつ、後手でも手数を増やせるカードで、とても使い勝手が良かったです。
〈金謙〉から〈バレット〉を拾ってメモリースペル連打から捲りに繋がったこともありました。
1枚が3枚になるので、使用感はさながら「強欲で強欲な壺」です。純粋にパワカ。
・【ティアラ】対面で〈バレット〉にイシズを吐いてもらえるのであれば、こちらの動き=リリィ、プランプ、マイフレンドの回収効果が通りやすくなるため、それも良いでしょう。D.D.クロウでイシズ弾いたのと同じ役割を手札消費0で行えます。
・イシズが環境から消えたら、暗黒界のスノウ、ブラウ、グラファと交換するかもしれません。
・モンスターでありながら『ピュアリィを繋げば魔法換算できる』ということから、魔法比率のキープも考慮して、9枠のうちに是非3枚採用したいと考えています。
≪ムドラケルドウ≫
誘発のところで少し話しましたが、コストとして捨てて効果を持っていることが偉いです。
用途は、
・対【ティアラ】において相手の〈ムドラケルドウ〉を踏める
・イシズ5枚落としへの抵抗
・〈ルーンの泉〉への妨害
・ミラーでの〈リリィ〉、〈マイフレンド〉、〈プランプ〉への妨害
・イシズが効かない対面には〈バレット〉や〈ピュアリィ〉を戻して再度デッキを循環させる
・先手であれば【ビースプ】の墓地モンスターへの妨害が可能=展開の妨害。
です。
4つ目のミラーの話だけ書いときます。
【ミラー】は基本的に先行〈ノアール〉が正義ですが、先行の動きを誘発で止められた場合、後手側の相手は
・〈ハピネス〉でこちらのモンスターを複数回殴る
・場にモンスターがいないのであれば〈プランプ〉吸収効果から5素材貯めることを狙う
のどちらかで〈ノアール〉を出してきます。
上の〈ハピネス〉プランに対しては、〈アザレア〉による自壊で盤面を空けてケア。盤面にモンスターを残していると、こちらのモンスターに〈デリシャス〉で戦闘耐性を与えられて複数回殴られてしまいます。
〈アザレア〉でケアすると、今度は相手は〈プランプ〉で〈ノアール〉を目指します。ここを止められるのが〈ムドラケルドウ〉で、上記2つ両方のパターンに対応できるようになるため、誘発受けがいいと言えます。
イシズで動きを止め、相手が中途半端な盤面でターンを渡してしまった場合、今度はこちらが〈ハピネス〉or〈ナイチンゲールダウナードアーゼウス〉を通しにいきましょう。
〈プランプ〉以外でも、〈リリィ変身効果〉への妨害や、エクシーズ体の速攻魔法直接チェーンの吸収効果へのチェーン切りにも使えます。
≪冥王結界波≫
結界波は結界波でした。想像通りです。
・魔法であることから先行で捨てても問題ない
・後手まくりに貢献しやすい
・弦声サリーク、ハゥフ ツクシ、墓地のムドラケルドウ、烙印の獣+復烙印といった前盤面以外の妨害に対してはやはりもう一手欲しい
誘発のところで話したように、ある程度手札が必要になるので、1対多交換によって手札の枚数をキープできることは良かったです。
3つ目の欠点から、結界波入れるなら〈裂け目〉、〈ムドラケルドウ〉、〈墓穴の指名者〉あたりもセットで欲しい印象でした。
【ビースプ】の〈烙印の獣〉に対しては〈ハッピーメモリー〉でこちらのカードは守れますが、獣はコストでリリースしていることから、〈復烙印〉からの〈ディスパテル〉蘇生は許すことになります。これも墓地対策が欲しいと思う由縁です。
≪墓穴の指名者≫、≪次元の裂け目≫
【ティアラ】のイシズ5枚落としを警戒しての採用です。
〈墓穴の指名者〉は誘発札へ打つことも考えられますが、Gに関しては、
裂け目発動→チェーンG→チェーン速攻魔法
とすることで、Gのドローを1枚減らせてるのでその点はそんなに悪くないかなと思っています。
また、〈バレット〉や〈ムドラケルドウ〉との相性に関しても同様で、〈裂け目〉発動に速攻魔法をチェーンすることで、〈バレット〉は1回のサーチが可能、〈ムドラケルドウ〉は普段通り墓地効果を使えます。
対【ティアラ】の〈裂け目+ストリート〉は後手まくり最強で、こちらのターンにストリートに触る手段が、
・先出しリダンからのカレイドハート
・墓地のイシズ効果でティアラネームを戻してペルレイノを起動する
くらいしかありません。
ペルレイノの破壊に関しては、〈ハッピーメモリー〉で守れます。
補足
〈ハッピーメモリー〉は相手のカードにも打てるため、【ティアラ】の行う〈ムドラケルドウ〉でティアラネームを戻した際の『〈ペルレイノ〉経由〈メイルゥ〉自割り』にチェーンしてメイルゥを破壊させないこともできます。
これと先手で貼った時のリターンの大きさ込みで、〈裂け目〉の方を入れたいと思っています。
≪ストレイ・ピュアリィ・ストリート≫ (2枚目)
ストリート2枚目も9枠のうちの候補にしました。
・『対象耐性+エクシーズ体が相手によって場を離れた時のリクルート効果』による後手まくり貢献度の高さ
・〈ピュアリィ〉のヒット値のかさ増し
・イシズ5枚落としで落ちていても拾える択にしたい
ストリートは耐性効果付与だけでなく、〈マイフレンド〉同様に、相手によってピュアリィエクシーズが場を離れたタイミングで、強制効果で星1ピュアリィを供給します。
〈ストリート+マイフレンド〉下での〈ハピネス〉自爆が通ると、
ピュアリィss、デッキから好きなピュアリィカードサーチ、墓地からメモリースペル3枚回収
となります。このデッキで1番強い動きです。
以上を踏まえた現状の構築
今はバレット3、ムドラケルドウ3、裂け目3、ストリート2枚目
を入れようと思っています。
〈ムドラケルドウ〉の枚数だけ検討ですが、うららも誘発札と同様の理由で減らしていいと思っていたので、現在のメインデッキはこのようになっています。
バレットを魔法換算してモンスター14枚。
はじめに話していた先行ノアール成立に向けた『モンスター16枚以内』という基準に収まっています。
[エクストラ]
≪エピュアリィ・ハピネス≫
〈ハッピーメモリー〉が追加攻撃を与えてくれます。そのため、基本搭載で2回攻撃を持ち、ダメステ終了時に好きなピュアリィカードのサーチを行えます。
基本的には〈ハピネス〉の攻撃で〈ハッピーメモリー〉を拾い、そのまま発動。素材に吸収してもう一度攻撃。これを繰り返して5素材まで貯めることを狙います。(吸収効果はターン3回まで。)
打点を出したい場合は、ハピネスとビューティを並べて、
相手のモンスターに〈デリシャス〉をかける。
〈ビューティ〉で表示形式を変える。
〈デリシャス〉を入れた〈ハピネス〉で殴る。
1回目のサーチで〈デリシャス〉を拾う。
〈デリシャス〉を入れてから2回目の攻撃、〈ハッピー〉を拾う
〈ハッピー〉を入れて攻撃を追加2回。
とすると良いでしょう。
【ルーン】対面では、場に残っていた〈ムニン〉に〈デリシャス〉(対象とりません)をかけ、〈ビューティ〉で縦にして(対象とりません)、〈ハピネス〉で殴り続けてワンキルを取ったこともあります。
そもそも〈ムニン〉が守備2000なので、〈デリシャス〉かけずに〈ハピネス〉で殴り続けることが可能だという利点もあります。
こういったことから、守備力2000以上のモンスターを横で出していると〈ハピネス〉の連続攻撃の的にされてしまいます。
かと言って全部縦で出していると、今度は自分の〈ハピネス〉に〈デリシャス〉をかけながら突撃してきたり、あるいは、自爆からの〈マイフレンド〉②の墓地スペル3枚回収を行われてしまいます。
こういった〈ハピネス〉と〈マイフレンド〉の関係性から、縦横どっちにも対応した動きを持つのが【ピュアリィ】の強みの一部だと思います。
・ピュアリィカードサーチ後の攻撃力半減効果は自分のモンスターにも使えるため、自身の攻撃力を半分の1000にして、2回目の攻撃で自爆するというプレイもやります。
・速攻魔法を吸収したときの追加効果も重要で、ミラーでは相手の〈マイフレンド〉を剥がしてから攻撃に向かい、墓地の回収効果を封じることも可能です。
・自身が死んだ時に墓地や除外にいたら、その状態でダメステ終了時のサーチができるという裁定です。
≪エピュアリィ・ビューティ≫ (2枚目)
〈ビューティ〉2枚目が欲しいのは主に以下の4パターンです。
・後手まくりで自爆して〈マイフレンド〉の②の回収効果を使いたいが、動きの中に〈デリシャス〉が絡んでいなかった時
・ゲームが長引いて、〈マイフレンド〉のサーチが確定ではない時に〈プリティ〉を引いた時
・ロングゲームの中で、〈ピュアリィ〉でなんでもいいからめくれて欲しい時に〈プリティ〉がめくれた時
・1ターン目の〈ビューティ〉ポン置きをしやすくする
2つ目〜4つ目に関しては、自分がプレイしている中で普通に欲しいなとなったタイミングです。〈プリティ〉の素材時効果の盤面解決能力の高さでもって、〈ビューティ〉に変身できるか否かの価値が高いです。
1つ目の自爆のことに関しては、
例えば〈デリシャス〉以外のメモリースペル、すなわち〈ハッピー〉+〈スリーピィ〉のような手札で〈スリーピィ〉から入り、〈リリィ〉から〈マイフレンド〉サーチまで行った時。
先手であれば〈マイフレンド〉で〈デリシャス〉サーチから〈プランプ〉→〈ノアール〉へ向かえばいいのですが、後手では相手の妨害を踏むために〈プリティ〉をサーチして〈ビューティ〉を出すことが多いです。〈プリティ〉の相手のカードの吸収効果および〈ビューティ〉のフリチェの効果無効を使うためです。
この〈ビューティ〉に妨害を受ける、あるいは自爆して〈マイフレンド〉のサーチ効果を使えた場合、いまだに〈デリシャス〉は山の中にあります。
拾った〈スリーピィ〉*、〈ハッピー〉、〈プリティ〉いずれかから〈ピュアリィ〉を出し、3枚めくる効果をつかえますが、ここでも〈デリシャス〉が拾えない場合、〈ビューティ〉1枚構築では〈ハピネス〉しかエクシーズ召喚できません。
*〈スリーピィ〉のダメージ無効の重複はできないため、自爆による反射ダメージ等のダメージを一度受けている時のみ再度〈スリーピィ〉を使えます
〈デリシャス〉を拾えれば墓地の〈プリティ〉を入れて相手の場のカードに触っていけばいいですが、やはり〈デリシャス〉が無かった場合が問題です。
ここに、〈ビューティ〉2枚目が入っていると、〈ハッピー〉→〈ピュアリィ〉→〈ビューティ〉へ確定で変身でき、メイン2でも相手の盤面への干渉を行えます。
つまり、
・〈ビューティ〉でフリチェ効果無効。
・〈プリティ〉素材時効果で〈マイフレンド〉をコストに相手の場のカードを素材として吸収。
・〈ハッピー〉から出てきた〈ピュアリィ〉でメモリースペルを拾えていた場合は、さらにそのスペルを素材に入れることも可能。(リソースとして取っておきそうではあります)
・〈ダウナードアーゼウス〉する。
で、スペルを素材に加えていた場合は「元の2素材+プリティで吸収した相手のカード1枚+素材に加えたスペル1枚+ビューティ+ダウナード=6素材アーゼウス」を作って盤面の解決に向かうことができます。
≪代行者の近衛 ムーン≫
「スキドレ」と「エルフバグースカ」への回答です。
使用頻度は少ないかもしれませんが、無いと困る場面が多いため必須枠にしています。
〈ムドラケルドウ〉採用の場合は、〈イシズ〉+〈ピュアリィ〉からでも出せます。
≪閃刀姫―アザレア≫
・〈バグースカ〉やミラーでの素材の減った〈ノアール〉を触りに行く
・〈リンクリボー〉と合わせての〈センサー万別〉への回答
・雑多な魔法罠に触る
・〈マスカレーナ〉で出す1妨害
・ミラー先1で自壊して盤面を空けて渡す
・ミラー先1で〈ノアール〉に行きたいが、〈プランプ〉で吸える魔法罠が墓地にないとき→余った〈ピュアリィ〉2体で〈アザレア〉になって〈マイフレンド〉を割って墓地に魔法罠を供給する
という風にたくさんの用途があります。
最後の理由における例は、〈バレット〉が絡んでいて「メモリースペル→リリィ→マイフレンド→ピュアリィ(スペルをサーチ)→ピュアリィ」と繋いだが、最後の〈ピュアリィ〉のヒットが無かったか速攻魔法以外のピュアリィ魔法罠しか拾えなかった場合が該当します。(あまりありませんが。)
つまり、〈マイフレンド〉で〈デリシャス〉を拾っておいて、「リリィ→プランプ」と行き、1体目の〈ピュアリィ〉で無事に速攻魔法を引けていた場合、それを〈プランプ〉で直接吸収して素材が3枚。追加2枚の魔法罠の吸収をしたいところですが、今墓地の魔法罠は初動に使ったスペル1枚のみです。
ここで、ピュアリィ2体から〈アザレア〉で〈マイフレンド〉を割れば、もう1枚の魔法罠を墓地に供給でき、〈プランプ〉で2枚吸って「5素材プランプ→6素材ノアール」の成立です。
・〈アザレア〉を意識していないと〈ピュアリィ〉2体から急に〈アザレア〉が回答になります。対【ピュアリィ】では気をつけましょう。
・②の戦闘効果もたまに使います。
≪I:P マスカレーナ≫、≪召命の神弓ーアポロウーサ≫
〈接触するG〉対策で何か条件の緩いリンク2モンスターを入れたいと思っていた時に、ライトくんから教えてもらいました。ライトくんはスローワさんと話していたそうです。
僕個人は〈マスカレーナ〉入れといて〈アザレア〉出せばいいかなと思っていましたが、「〈ディレイ〉後に出てくる〈プランプ〉と〈リリィ〉と組み合わせれば〈3素材アポロウーサ〉に向かえる」とのことです。
対【ティアラ】で言うと、〈メイルゥ〉nsから入られると落ち方次第では〈マスカレーナ〉を開くのが間に合わなかったということになるので、正直なところ、何か別で蓋を狙えるリンク3 or 4があればな、という気持ちはあります。
3素材では1回使わされた後に〈シェイレーン〉〈フェンリル〉で殴られてしまうため、モンスター1体多くて〈4素材アポロウーサ〉であれば信頼性が上がるかもしれません。
それでも、相手に解答を要求できている点では入れ得なカードとも思います。
〈バレット〉が絡んで〈ピュアリィ〉連打できた時は、素で〈アポロウーサ〉にいかなくもないです。
[サイドカード]
≪虚無魔人≫
ふぇーりさん(@FeriFeriFeeri)に教えてもらいました。
【ピュアリィ】、【ティアラ】、【ビースプ】対面の先行で入れて、サイド後の
・手札誘発
・〈ノアール〉メタの〈ディレイ〉、〈壊獣〉、〈ラヴァゴ〉
・〈裂け目〉メタの〈コズミック〉
等、現状のあらゆるメタを無視してゲームを取ります。
まともな解答は〈無限泡影〉、〈サリーク〉、〈シャドールリザード〉だけだと思います。
しかしながら、〈無限泡影〉は〈虚無魔人〉前の動きの〈リリィ〉へ打たなければ〈ノアール〉の展開を許すことになってしまいます。
そういう意味で、〈虚無魔人〉が〈無限泡影〉を使わせた後の召喚になるのがとても強力です。
・これまでに、サイド後先行で出した2試合両方で実質先行1キルを作っています。
・これに対抗するために、【ティアラ】側は〈無限泡影〉の増量や、後述する〈深淵の宣告者〉の採用をすることになると思います。
・〈虚無魔人〉の解除を狙いたければ、横に〈プリティ〉入れた〈ノアール〉or〈ビューティ〉or〈プランプ〉を置いといて、〈プリティ〉のコストとして墓地に送れば解除可能です。
・デメリットとしては、相手の〈ハゥフ〉〈ツクシ〉に間に合わないことです。
〈虚無魔人〉を持っていたのにも関わらず、〈リリィ〉出た時の効果に合わせて〈ハゥフ〉からイシズとティアラネームヒットで負けた試合が1本あります。
先行展開においては、「〈コズサイ〉を受けるが先貼りで〈ハゥフ〉&〈ツクシ〉のケアができる〈裂け目〉」の方が安心です。
≪レッドリブート≫
メインサイド55枚のどこかに入るので、ワンチャンメインに入れてもいいかな、と一言書いておきます。
大会の参加プレイヤーを見て決めるといいと思います。
対【ティアラ】のサイド後後手でも〈リィープ〉残しそう
普段使う〈ハピネス〉からサーチしての蓋をする役割というよりかは、イシズのデッキ破壊で〈ピュアリィ〉が落ちた際にそれらをデッキに戻すために欲しいです。
今は体感、後手でも山札回復のために欲しいと感じています。
[Tips]
〈ピュアリィ〉変身効果でのGチェック
〈ピュアリィ〉の変身効果が余っていて、次に手札からメモリースペルを発動しようとしている時、変身効果を宣言します。
これで相手の〈G〉を誘ってからチェーンでメモリースペルを発動すれば、変身の空打ちによるGチェックができるわけです。
(ピュアリィの変身効果は処理時にメモリーカードを見せてエクシーズするため、発動宣言は可能。手札に他の変身メモリーが無いこと前提ですが、結果的にエクシーズ失敗したことになる)
召喚権余ってて出てくる〈リリィ〉への〈ケルベク〉ケアできてるのかとか注意は必要ですが、1本目先行なら割と使っていきます。
〈プランプ〉ポン置き+後ろにメモリースペル
〈G〉、〈ドロバ〉への簡単な止まりどころの1つです。
メモリースペルの吸収効果は直接チェーン必要ですが、スペルを妨害として使い、返しのターンをしのぎます。
あるいは、〈プランプ〉自身や横の〈リリィ〉をエンドまで飛ばすことでもって、そのターンの攻撃をライフで受け流し、返しの攻め手をキープするという行動もあります。
注意したいのは、相手ターンでも墓地から魔法罠を素材に入れる効果は〈デリシャス〉が入っている時のみなので、〈プランプ〉自身の効果で飛ばした時はエンドに戻っても素材増やせずターンもらうことになります。
〈スリーピィ〉のダメージ耐性は重複不可→2023.2.10~重複可能の裁定
公式のツイートお借りします。
答え:❌
— 【公式】遊戯王カードゲームインストラクター (@YuGiOh_INS_INFO) 2023年1月23日
「ピュアリィ・スリーピィメモリー」の『このターン、自分が受ける戦闘・効果ダメージは1度だけ0になる』効果でまだ戦闘・効果ダメージを0にする処理が適用されていない状態では、2枚目の「ピュアリィ・スリーピィメモリー」を発動することはできません。https://t.co/dntEWD6ZDD
ダメージ無効が重複不可なので、自爆からの反射ダメージ等を挟めば2枚目使えます。
ポイントは、先行で〈スリーピィ〉を2回打てないことだと思います。
2023.2.10のKONAMI事務局への電話で、同一ターン中に(ダメージ無効を処理していなくても)複数枚のスリーピィメモリーを発動できることを確認しています。
そのため、現在は先行でも複数枚打てるものとして使用できると考えています。
対【ティアラ】では〈誘発ケルベク〉ケアを意識する
先に〈プランプ〉を立てている時にメモリースペルを直接チェーンして吸えた際、すでに墓地に魔法罠が足りている場合はそのメモリースペルの特殊する追加効果は破棄するのが良いです。
〈ケルベク〉踏んで破産の可能性があります。
〈ストリート〉貼っていたら対象耐性あるため使っても平気です。
〈裂け目〉中はモンスターを媒体に〈プリティ素材時効果〉を打てない
〈裂け目〉中は魔法罠を墓地へ送って発動して、相手のカードを対象に取って吸収します。
〈拮抗勝負〉で〈ノアール〉を選ばないと〈ノアール〉は飛ぶ
耐性持ち〈ノアール〉は相手の発動した効果を受けませんが、〈拮抗勝負〉を発動された際は、残すように選ばないと飛んでしまいます。
これは『プレイヤーが自分で選んでいるから』という理由です。
拮抗打たれたら素直に〈ノアール〉残しましょう。
同様に、〈深淵の宣告者〉でも耐性持ち〈ノアール〉は死にます。
余裕があったら速攻魔法伏せておいて、相手ターンで隣に〈リリィ〉を出すことによる〈深淵の宣告者〉ケアも考えます。
アウツに賭けて相手の〈ハゥフ〉、〈ツクシ〉に〈うらら〉打たないこともある
『手札コストがどうしてもあと1枚必要』って時は、相手の〈ハゥフ〉〈ツクシ〉に〈うらら〉を打たずにコストで捨ててしまいます。
コスト足りなくて負けるくらいなら、相手の落ちが弱いことを祈って勝ちを拾いに行きます。
脳死〈うらら〉はダメです。他の手札と相談してから打ちましょう。
〈応戦するG〉、〈D.D.クロウ〉はなるべくケアする
手札次第ですが、踏まずに動けるなら〈応戦〉や〈クロウ〉のケアも意識します。
〈クロウ〉受けて破産はやばいので、くらったときに最低でも〈ビューティ〉+〈リンクリ〉くらいは行けるように手札と墓地の両方にメモリースペルを揃えた状態で動くのが良かったりします。
【ピュアリィ】対策
≪エクシーズオーバーディレイ≫
ドローフェイズに使って、〈スリーピィ〉のドローを止めながら耐性持ち〈ノアール〉の除去が出来ます。
素材の〈リリィ〉〈プランプ〉が帰ってくること、〈マイフレンド〉での墓地回収が発生することから、リソースはむしろプラスにして与えてしまいます。
〈ディレイ〉をサイドから入れられるかは、『そのターン中にキルを狙えるか、あるいはノアールや6素材アーゼウスのような蓋で返せるか』が基準になり、
ミラーにおいては、出てきた〈プランプ〉の守備力が2100なので、〈デリシャス〉無しでも〈ハピネス〉で殴って無茶苦茶にしてから〈ノアール〉で返せるため、強く使えるカードです。
なお、隣に〈虚無魔人〉がいても、〈ディレイ〉による除去は可能という裁定です。
≪浮幽さくら≫
ふぇーりさんからTwitterのリプで意見もらいました。
さくらダメっすか?ミラー
— feri 🤎 (@FeriFeriFeeri) 2023年1月28日
〈リリィ〉変身効果にチェーンして〈プランプ〉を飛ばして展開を阻害したり、単純に〈ノアール〉を飛ばしたりします。
そのときはミラー対策には〈ディレイ〉しか考えておらず、かなりいい案だと思いましたが、〈ディレイ〉からの〈ハピネス〉の返しが強いため、現在はやや〈ディレイ〉寄りかなと思っています。
〈エクスピュアリィハピネス〉が入っていない場合は〈さくら〉で〈ノアール〉飛ばすのがクリティカルになるため、エクストラから〈ランク7ハピネス〉を抜くのが一般的になったら〈さくら〉に傾いていきそうです。
ちなみに、僕が〈エクスピュアリィハピネス〉を抜いているのは、使用頻度の少なさから、〈ビューティ2枚目〉や〈アポロウーサ〉を優先したためです。
≪深淵の宣告者≫
ライトくん経由で聞きましたが、これまたふぇーりさんからの意見だそうです。ありがとうございます。
上の〈虚無魔人〉と〈拮抗勝負〉のところでも少し書きましたが、〈耐性持ちノアール〉と〈虚無魔人〉への解答です。〈号〉から拾えるのが評価高いです。
これが流行るなら、〈号〉ケアで〈スリーピィ〉の素材時ドロー効果を破棄したり、〈深淵の指名者〉ケアで〈ノアール〉の横に速攻魔法を追加で伏せれるようにする(〈リリィ〉を身代わりにする)、というようなプレイを意識することになると思います。
≪ドロール&ロックバード≫
〈バレット〉増えるなら〈ドロバ〉強くなりそうです。
基本的にはメモリースペルを使える場合はドローフェイズ中に打ってしまって、〈ドロバ〉ケアを狙います。
〈ドロバ〉等の誘発が〈裂け目〉で壊滅する点は注意。
終わりに
少しでも興味が湧いたら、ぜひ使用してみてほしいです。安く組めますし、来期も使えそうですし。
プレイ難しいですが、妨害を踏み超えて勝ち筋を通していく感じが使っていてとても楽しいです。
僕以外の意見も聞きたい!ピュアリィについて少しでも多くのことを知りたい!って人はしらっくすさんのnoteもぜひ。
今回の記事で、対面別の具体例ないのとかサイドプラン煮詰めれてないのが気がかりなので、なんかあれば配信か記事書くかやろうと思っています。
今後も記事は全文無料で書いていくつもりです。
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Kigremo / だっしゅつ